博物館や美術館と聞くと、静謐な空間の中で文化財や美術品をじっくり鑑賞する場所というイメージを持つ方が多くいらっしゃると思います。

まさしくその通りではあるのですが、その一方で、今やアクティビティーな活動拠点としての側面も大きな注目を集めています。

各館の趣向を凝らしたワークショップや体験教室など、魅力的な活動がメディアでも報じられることが多くなりました。

当館では開館当初より展示活動などと併せて、体験プログラムの実施も館運営の主軸としてきました。また、当館のプログラムの特徴は体験指導にあたるのが職員のみに留まらず、地域住民がインストラクターとして活躍している点であります。

それは各種プログラムを通じて地域文化を追体験するばかりではなく、インストラクターとの交流を通じて江刺地方の気風そのものにも触れてもらおうというのが狙いです。

体験プログラムの利用者は個人のほか、団体では子ども会などでの利用、さらには修学旅行での利用が多く目立ちます。

特に修学旅行での体験プログラムは、ごく限られた時間の中で行われますので、作品づくりの印象は残っても、江刺地方を訪れた実感を得る余裕まではなかなか望めません。

そこで、短い時間であってもインストラクターとの交流が利用者と地域とを結ぶ大きな役割を果たすものと考えています。

体験プログラムでは先生と生徒、師匠と弟子というような関係を離れて、地域や世代を超えた手づくりの技が受継がれる瞬間でもあり、また、持ち帰った作品を眺める都度に江刺地方の人や雰囲気を想い起こしてもらえればと願っております。

ところで、今月は修学旅行による体験プログラムの利用がピークを迎えており、館内は連日賑わいを呈しております。さらに、来月下旬からの夏休みに前後して子ども会利用の予約も増えてきています。

また、夏休み期間中には、特別体験教室も実施予定ですので、この機会に是非とも当館の体験プログラムを満喫して頂ければと思います。

特別体験教室については詳細が決まり次第、当ブログでも告知いたします。
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江刺地方より「まごころ」をこめて。
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